公開:2026.10.14最終更新:2026.10.14
京阪電車の三条駅と地下鉄東西線の三条京阪駅にはさまれた土地は、いまは駐車場などとして使われています。京阪ホールディングスは2025年6月、この約0.7haの区域を「都市再生特別地区」とする都市計画を京都市に提案しました。京都市の資料によると、地上5階・地下2階、高さ約25mの商業・ホテルの複合施設と、駅前広場や眺望テラスを整備する計画です。
区域の面積
約0.7ha
計画の建物
地上5階・地下2階
高さ
約25m(塔屋等を含め約29m)
都市計画の提案
2025年6月
主なプロジェクト
PROJECTS完成予定の年表
TIMELINE未定
商業・ホテル・駅前広場
三条駅前地区の計画
三条駅のまわりは、京阪電車・地下鉄東西線・バスが集まる交通の結節点で、祇園や東山への玄関口でもあります。国は2024年12月、この一帯を「都市再生緊急整備地域(京都市三条駅周辺地域)」に指定しました。
これを受けて、京阪ホールディングスは2025年6月30日、京都市に**都市再生特別地区(三条駅前地区)**の都市計画を提案しました。京都市の2025年11月の都市計画審議会の資料に示された事業構想は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区域 | 約0.7ha |
| 建物 | 商業・ホテルの複合施設(地上5階・地下2階) |
| 高さ | 約25m(塔屋等を含めて約29m) |
| 駅との接続 | 地下の駅と接続 |
| 公共空間 | 駅前広場、3階の眺望テラス、1階のひさし下の歩行者空間 |
都市再生特別地区は、通常の高さや容積率の規制にとらわれず、地区ごとのルールを定められる制度です。この地区では、場所ごとに高さ12m・15m・20m・25mと段階的な上限を設ける案になっていて、京都の景観に配慮した低めの建物になっています。
住まい選びの視点
三条駅の周辺は、鴨川や祇園に近い観光の中心地です。新しい複合施設は商業とホテルが中心で、住宅の計画は示されていません。
京都市の資料には、都市計画の案に寄せられた意見書の要旨として「高層のマンションやホテルばかりになり、京都の良さが失われる」といった声も紹介されています。景観をどう守るかは、京都の再開発で常に大きなテーマです。
出典・参考資料
- 京都市「都市再生特別地区の決定(三条駅前地区)」計議第367号議案 説明資料(2025年11月)
- 京阪ホールディングス「えきから始まるまちづくり 三条駅周辺プロジェクト 都市計画提案書を提出」(2025年6月30日)
上記の資料は2026年10月14日時点で確認しています。計画の内容や時期は変更されることがあります。最新の情報は各公式発表をご確認ください。