JR三ノ宮駅の東側、旧中央区役所などがあった約1.3haの地区で進む再開発です。地上32階・高さ約163mのビルに、三宮周辺に分散する中・長距離バスの乗り場を集める新バスターミナルのほか、文化ホール、図書館、オフィス、ホテル、商業施設が入ります。神戸市は2027年度ごろの完成を予定しています。
計画概要
| 事業名 | 神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 |
|---|---|
| 施行者 | 雲井通5丁目再開発株式会社 |
| 所在地 | 神戸市中央区雲井通5丁目 |
| 地区面積 | 約1.3ha |
| 敷地面積 | 約8,230㎡ |
| 延べ面積 | 約99,130㎡ |
| 階数 | 地下3階・地上32階・塔屋2階 |
| 高さ | 約163m |
| 構造 | 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 |
| 用途 | 商業施設、バスターミナル、公益施設(ホール・図書館)、業務施設、宿泊施設、駐車場 |
| 総事業費 | 約922億円(資金計画の合計) |
| 完成予定 | 2027年度ごろ |
どんなプロジェクトか
JR三ノ宮駅の東、約250mの場所にある約1.3haの地区で進む市街地再開発事業です。事業計画書によると、地区内の一部の施設は老朽化が進み、耐震診断で「地震による倒壊・崩壊の危険性が高い」とされていました。
三宮駅の周辺では、中・長距離バスの乗り場が分かれていることによる不便さや、バスの集中による渋滞も課題でした。このビルは、こうした課題をまとめて解決する役割を担っています。
ビルの中身(フロア構成)
事業計画書に示された、主な用途と位置は次のとおりです。
| 用途 | 位置 | 延べ面積 |
|---|---|---|
| 商業施設 | 地下1階〜地上3階 | 約10,840㎡ |
| バスターミナル | 地下2階〜地上3階 | 約10,870㎡ |
| 公益施設(ホール・図書館) | 地下2階、地上1〜10階 | 約30,830㎡ |
| 業務施設(オフィス) | 地上9〜23階 | 約24,700㎡ |
| 宿泊施設(ホテル) | 地下2階、地上2階、10階、23〜32階など | 約13,940㎡ |
| 駐車場 | 地下3階〜地上1階 | 約7,950㎡(224台) |
神戸市のページでは、4〜8階に1,800席程度の「大ホール」をもつ文化ホール、9〜10階に屋上庭園と一体になった図書館が入るとされています。
新しいバスターミナル
神戸市によると、三宮駅周辺では6か所に分かれた乗り場から1日約1,700便の中・長距離バスが発着しています。これらを集約する「西日本最大級」のバスターミナルが、このビルの低層部に整備されます。
市は、乗車場と降車場を分けて配置し、ゆとりある待合空間や物販店、観光案内センターなどもあわせて検討しているとしています。
今後の予定
神戸市は、このビル(Ⅰ期・雲井通5丁目地区)の完成を2027年度ごろとしています。事業計画書の事業施行期間は2028年(令和10年)12月末までです。なお、雲井通6丁目を含む区域は今後、段階的に整備する予定です。
これまでの経緯と今後の予定
HISTORY2020年3月
都市計画を告示
2021年3月
事業計画を作成(当初)
2025年1月
事業計画を変更(第2回)
2027年度ごろ
再開発ビルの完成(予定)
出典・参考資料
- 神戸市「新たなバスターミナル」(KOBE VISION)
- 雲井通5丁目再開発株式会社「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 事業計画書」(第2回変更)(2025年1月22日)
- 雲井通5丁目再開発株式会社
上記の資料は2026年10月11日時点で確認しています。計画の内容や時期は変更されることがあります。最新の情報は各公式発表をご確認ください。
