関西の再開発・大規模プロジェクト・新築マンションの情報メディア
再開発タイムズREDEVELOPMENT TIMESKANSAI

計画中森之宮(大阪城東部)完成予定 2031年春

大阪公立大学 森之宮キャンパス1.5期開発

情報学部の新設・スタートアップ拠点・秋入学の学舎

公開:2026.10.11最終更新:2026.10.11

PROJECT

2025年9月に開設した大阪公立大学森之宮キャンパスを広げる計画です。民間事業者の公募が2025年5月に不調となったため、大学が自ら整備する形に見直されました。情報学部の新設、スタートアップ・産学連携拠点、秋入学の学舎などを集め、2031年春の全体開設をめざします。

計画概要

名称森之宮キャンパス1.5期開発(A2敷地)
事業主体公立大学法人大阪(大阪公立大学)
所在地大阪市(大阪城東部地区)
延床面積(想定)約17,400㎡(10階建て程度を想定)
主な機能情報学研究科の集約・情報学部の新設、スタートアップ・産学連携施設、秋入学(学士課程)、社会人大学院
概算経費約196億円
開設予定2031年春(1.5期施設)

どんなプロジェクトか

2025年9月に開設した大阪公立大学の森之宮キャンパス(1期)を広げる計画です。2026年2月12日の府市の会議資料では、1.5期開発によって次の機能を森之宮に集めるとしています。

  • 情報学を核とするAI研究・教育の集約・強化(情報学研究科の集約・情報学部の新設)
  • 産学官民の共創やスタートアップの創出(スタートアップ・産学連携拠点)
  • 「秋入学」の展開による国際化
  • 社会人の学び直し(リスキリング)を含む人材育成

計画が見直された理由

1.5期開発は当初、民間事業者を公募して進める予定でした。しかし2025年5月の入札は不調に終わりました。会議資料によると、事業者へのヒアリングでは、建設資材の高騰や、民間が床を保有することによる採算性の課題があり、民間主体の事業は成り立ちにくいとされました。

キャンパス周辺のビルに入居する案も検討されましたが、秋入学に必要な面積を確保しにくく、長期的には賃料負担が重くなることから、大学として整備する形に改められています。

今後のスケジュール

会議資料の概算経費の計画では、2026年度に基本計画、2027年度に設計、2028年に本体工事に着工し、2030年にかけて工事と移転を進める流れが示されています。

  • 2029年秋:秋入学(学士課程)を開設(1.5期の高層学舎の完成を待たずに前倒し)
  • 2030年度:社会人大学院の拡充・開設をめざす
  • 2031年春:1.5期施設の全体開設

なお、資料には「経費は現在の物価単価で試算したもので、今後変わる可能性がある」との注記があります。

これまでの経緯と今後の予定

  1. 2020年9月

    「大阪城東部地区のまちづくりの方向性」を策定

  2. 2024年5月

    「大阪城東部地区1.5期開発の開発方針」を策定

  3. 2025年2月

    1.5期開発の事業者公募を実施

  4. 2025年5月

    入札不調。大学としてキャンパス整備を再検討

  5. 2025年9月

    森之宮キャンパス(1期)が開設

  6. 2026年2月12日

    府市の会議で1.5期開発の見直し案を提示

  7. 2028年(概算経費の計画上)

    本体工事に着工

  8. 2029年秋

    秋入学(学士課程)を開設

  9. 2031年春

    1.5期施設の全体開設

関連ニュース

森之宮キャンパス1.5期、2031年春の全体開設へ 入札不調を受け大阪公立大学が自ら整備

大阪城東部地区の森之宮キャンパス1.5期開発について、2026年2月の府市の会議資料で見直し案が示されました。民間事業者の公募が不調となったため、大阪公立大学が自ら整備し、2031年春の全体開設をめざします。

出典・参考資料

  1. 公立大学法人大阪「森之宮キャンパス1.5期開発 及び OMU『秋入学(学士課程)』の実現に向けて」(第20回副首都推進本部(大阪府市)会議資料3)(2026年2月12日)

上記の資料は2026年10月11日時点で確認しています。計画の内容や時期は変更されることがあります。最新の情報は各公式発表をご確認ください。