南海電鉄と和歌山市が市街地再開発事業として共同で進めた「和歌山市駅活性化計画」の駅ビルです。商業、オフィス、ホテル、和歌山市民図書館、駐車場・駐輪場で構成され、2020年3月に竣工しました。国土交通省の資料によると、開業1年間の来訪者は目標の200万人を上回る約218万人、図書館の年間利用は17万人から76万人に増えました。
計画概要
| 事業 | 和歌山市駅活性化計画(市街地再開発事業) |
|---|---|
| 地区名 | 和歌山市駅前地区 |
| 施行者 | 南海電気鉄道(和歌山市と共同で推進) |
| 地区面積 | 約1.9ha |
| 所在地 | 和歌山市(南海 和歌山市駅) |
| 構成 | オフィス棟・ホテル棟(南海和歌山市駅ビル)、商業棟、公益施設棟(和歌山市民図書館)、駐車場棟 |
| 竣工 | 2020年3月 |
どんなプロジェクトか
南海本線の終点・和歌山市駅を中心に、南海電鉄と和歌山市が「和歌山市駅活性化計画」として進めた市街地再開発事業です。駅ビルに商業・オフィス・ホテルを整備し、あわせて市の公共施設である市民図書館を駅ビルの中に移しました。
施設の構成
| 棟 | 内容 |
|---|---|
| 南海和歌山市駅ビル | オフィス棟・ホテル棟 |
| 商業棟 | 1階は食料品スーパー「ロックスターファームズ」、2階はフードホール「キーノ・ザ・フードホール」(2019年の発表時点) |
| 公益施設棟 | 和歌山市民図書館 |
| 駐車場棟 | 駐車場・自転車駐輪場 |
南海と和歌山市は2019年11月、商業ゾーンと市民図書館を2020年4月下旬に同時グランドオープンすると発表していました。
再開発の効果
国土交通省の事例資料では、この再開発の効果を次のように紹介しています。
- 開業1年間の駅ビル全体の来訪者は、目標(200万人)を大きく上回る約218万人
- 市民図書館を駅ビルに移したことで、年間利用が17万人から76万人に増加
- 周辺で分譲マンションの建設や新しい店舗の出店など、経済波及効果が出てきている
国の資料では、公共施設を駅に集めて人の流れをつくった市街地再開発の事例として紹介されています。
これまでの経緯と今後の予定
HISTORY2019年11月
商業ゾーンと市民図書館の同時グランドオープンを発表(当初は2020年4月下旬予定)
2020年3月
竣工
2020年
商業ゾーン・市民図書館が開業
出典・参考資料
- 南海電気鉄道・和歌山市「『キーノ和歌山』商業ゾーン・公益施設棟(和歌山市民図書館)2020年4月下旬、同時グランドオープン決定!」(2019年11月7日)
- 国土交通省「社会的課題に対応した市街地再開発事業の事例」(和歌山市駅前地区)
上記の資料は2026年10月14日時点で確認しています。計画の内容や時期は変更されることがあります。最新の情報は各公式発表をご確認ください。